バストを形成するもの

2015年07月13日 13:32

バストは、主として乳腺と乳房脂肪体で形成されています。

その内の9割が脂肪で、1割が乳腺となります。


乳腺は母乳を分泌させるための器官で、脂肪はその器官を守るためのものです。


また、母乳は赤ちゃんの栄養源として非常に重要な役割を担っておりますので、胸の脂肪は、他の部分と比べてたっぷりと付くようになっております。

ちなみに、お腹やお尻に脂肪がつきやすいのも、大事な子宮を守るためなのです。


このように、女性の身体は、子供を生み、そして育てるために、全体的に皮下脂肪が多く、特に重要な組織(乳腺と子宮)周辺は、より多くの皮下脂肪で守られております。


また、バストは胸に位置していますが、この胸の近くの内蔵には心臓や肺があり、これらを守るために胸郭というカゴのような構造をしている骨格が存在しています。


胸郭は脊柱という大きな柱から、12個の胸椎、24個の助骨、1個の胸骨によって繋がっています。この骨組みが、バストを支える土台の一つとしての役割を担っています。


この胸郭を支えるように、大胸筋や小胸筋、肩甲骨周辺の左右合わせて34個ある筋肉が存在していて、 それぞれの筋肉が上下左右に引き合う事で、バストは安定し、立体的なふくらみを維持する事ができるのです。

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