ドライブレコーダーに必要な機能

2019年09月22日 05:34

ドライブレコーダーは、運転中や駐車中の事故の記録を証拠映像として残すことができることから、あおり運転などの事件や事故が多発している昨今、その対策としてドライブレコーダーを取り付ける人が急増しています。

しかし、ドライブレコーダーを取り付けても、事故時の証拠能力を満たす機能を有していなければ、役に立てることはできません。

そのために、最小限5つの条件を満たしている必要があります。

■相手の車のナンバーを読み取れる

画質は主に「解像度」と「画素数」で決まります。

相手の車のナンバープレートを確実に読み取るためには、画素数は「200万画素」以上、画質は「Full HD」以上が必要です。

■正面+斜め前の映像が記録できる

事故は真正面だけではなく、斜めから当てられるということもありますので、撮影できる画角(視野角)がある程度の広さを持っている必要があります。

画角には「水平画角」、「垂直画角」、「対角画角」の3つがありますが、このうち、「水平画角」は100度以上、「垂直画角」は55度以上は必要です。場合によっては、360度撮影可能なタイプを選ぶのもよいでしょう。

■夜間や逆光時でも記録できる

夜間や逆光時には、画像が白くなる「白飛び」や黒くなる「黒つぶれ」が起きます。

このため、明るさを自動調整して、明暗差のついた見やすい画像にしてくれる「WDR(ワイドダイナミックレンジ)」機能がついていると安心です。

■LED信号の色を明確に識別できる

LED信号機は、目に見えない速さで点滅を繰り返しているため、この光が点滅したり真っ暗に映ってしまったりする機種があります。

そうすると、事故発生時に「信号機の色がわからない」という事態が発生する可能性があるため、LED信号機に対応している機種を選びましょう。

■後方の映像を撮影できる

あおり運転など、後方からの危険行為や背後から追突されたときの映像を記録するには、カメラを後方にも設置する必要があります。

このため、前後2カメラ搭載製品か360度撮影可能なカメラを搭載した製品を選びましょう。

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